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分割払いは一括返済に変更できる?メリットや手続きの方法を解説

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分割払いは一括返済に変更できる?メリットや手続きの方法を解説

クレジットカードの分割払いは、手持ちの資金が少なくても、高額な商品を購入できる便利なサービスです。

しかし、臨時収入などで資金に余裕ができて、一括返済に変更を希望するケースがあります。

分割払いで決済した後に、一括払いへの変更はできるのでしょうか?

この記事では、分割払いを一括払いに変更する方法や、一括払いをするメリットについて解説します。

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この記事は20年以上金融サービスを提供してきたソモ㈱が執筆しています。

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分割払いは一括返済に変更できる?

クレジットカードで分割払いを選択した後に、一括返済への変更は可能です。

分割払いを一括で返済するには、クレジットカード会社への連絡が必要です。基本的には電話で連絡します。ただし、コールセンターの営業時間は、9時から17時になっていることが多いです。仕事の休憩時間や休日に電話をするといいでしょう。

電話で問い合わせる場合は、手元にクレジットカードを準備するとスムーズに進みます。

また、公式サイトからチャットで問い合わせられるサービスもあります。

チャットサポートを利用する場合は、以下のように簡潔に必要事項を入力しましょう。

入力例

「利用日:〇月〇日 利用店舗:〇〇 利用金額20,000円」の残高を一括で返済したいです。振込日:〇月〇日

一括返済は口座から引き落とされるわけではなく、クレジットカード会社が指定した口座への振り込みが必要です。振込手数料は利用者負担になるので注意しましょう。

分割払い以外は一括返済できる?

クレジットカードには分割払い以外にも、複数の決済方法があります。

ここでは、分割払い以外で一括払いできるかについて解説します。

一括払いの繰り上げ返済

クレジットカードで一括払いで指定した決済は、分割払いと同じく繰り上げ返済が可能です。

通常、一括払いは決済した翌月に引き落としになります。翌月の引き落とし前に、繰り上げて支払う必要があります。

一括払いの繰り上げ返済の方法は、基本的に分割払いの一括返済と同じです。

クレジットカード会社に連絡をして、指定の口座に支払額を振込んでください。

リボ払いの一括返済

リボ払いの一括返済は、電話やクレジットカード会社の公式サイトから申し込みます。

銀行振込以外にも、指定口座からの引き落としにも対応しているケースがあります。

リボ払いは毎月一定金額の返済をする仕組みのため、返済期間が長期化しやすいことが特徴です。

一括返済する余裕があれば、早めに手続きをして完済するのがおすすめです。

分割払いを一括返済にするメリット

早期の一括返返済をすると、支払総額の減少や、利用限度額が回復します。

ここでは、分割払いを一括返済するメリットを紹介します。

支払総額が減少する

分割払いを一括返済すると、支払総額が減少します。

分割払いで発生する「金利手数料」が減るためです。

クレジットカードで分割払いを選択すると、12~15%の金利が発生します。

返済期間が短くなれば、金利が発生しなくなるため、支払総額が減少します。

例えば、20万円の商品を20回の分割で購入した場合、支払総額は221,660円(金利12%)です。

利息は21,660円になりますが、すぐに返済すれば、ほとんど利息がかからなくなります。

ただし、クレジットカード会社によっては、一括返済に事務手数料が発生します。

事前に事務手数料が発生するか確認をして、減少する返済額よりも大きくならないようにしましょう。

利用限度額が回復する

分割払いを一括返済すれば、「利用限度額」が回復します。

利用限度額とは、クレジットカードに設定された、利用できる上限金額です。

利用者の年収や職業・年齢などにより、クレジットカード会社が利用限度額を設定します。

例えば、限度額が100万円の場合、100万円の返済残高があると、100万円以下になるまでクレジットカードが利用できなくなります。

一括返済をすれば利用限度額が回復するため、余裕を持ってクレジットカードを利用可能です。

クレジットヒストリーに一括返済が記録される

一括返済をすると、クレジットヒストリーに記録が残ります。

クレジットヒストリーとは、クレジットカードの利用履歴や返済履歴のことです。クレジットヒストリーは、限度額の増額や新規カードの作成時などに審査に利用されます。

一括返済は本来の期限よりも早期に返済するため、クレジットヒストリーに好影響を与えます。

新たなクレジットカードの作成や、ローンを申し込む予定がある場合は、一括返済をしてクレジットヒストリーを良くしておきましょう。

分割払いを一括返済にするデメリット

一括返済をすると、振込手数料は利用者が負担して、手持ちの資金も減少します。

ここでは、分割払いを一括返済にするデメリットを解説します。

振込手数料は利用者負担

分割払いを一括返済にする場合、クレジットカード会社が指定する銀行口座へ返済額を振り込みます。

振込をする際の振込手数料は、利用者負担になるので注意しましょう。

銀行への振込手数料は数百円ほどですが、減少する利息よりも振込手数料が多くなってしまう可能性があります。

手持ちの資金が減少する

分割払いを一括返済にすると、当然ですが手持ちの資金が減ってしまいます。

クレジットカード決済のメリットは、毎月の返済額を減少させたり、支払いを遅らせることにあります。

一括返済をすると、クレジットカードの大きなメリットがなくなってしまいます。

支払総額を減少させたいからといって、無理に一括返済をしてはいけません。

手持ちの資金が十分にあることを確認してから、一括返済の手続きをしましょう。

まとめ

クレジットカードの分割払いは、一括返済に変更可能です。

また、もともと一括払いで決済したものを、早期繰り上げ返済することもできます。リボ払いで決済しても、一括返済は可能です。

分割払いを一括返済にすると、金利手数料が発生しなくなるため、支払総額が減少するメリットがあります。さらに、利用限度額が回復して、クレジットカードの利用に余裕が持てるでしょう。

ただし、一括返済の振込手数料は利用者負担であり、手持ちの資金が減少するデメリットがあります。

分割払いを一括返済する前に、手持ちの資金に余裕があるか確認してから申し込みをしてください。

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